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昨年2020年春ごろから、青森の寺社で「津軽龍神霊場」という企画をやってます。
青森の津軽地方の龍神様(仏教では龍王様)の宿る龍穴(龍神様が宿る場所)を巡って、
幸せになりましょう!って企画です~。
「津軽龍神霊場」巡り 9つの神社と寺院がコラボ企画-弘前経済新聞
で、私ちゅわこは青森市内の龍神霊場3軒(軒って表現もおがしいばって汗)
・廣田神社
・照法寺
・昭和大仏青龍寺
ば巡りました~。
ホントは、市外も行ってみてんだばって、ながなが行ぐ機会ねくて(;^ω^)そのうぢ行きます。
※本題さ入る前に注意書きだばって※
この記事は、ちゅわこの怪しい記憶ば頼りに書いでまして、
仏教も詳しぐねーはんで、ところどころ間違いだのあるがもです(;・∀・)
あんましアレだら、ご指摘いただげれば有り難いですが…お手柔らかにお願いします(冷汗)
今回、3度目の訪問にしてたまたま!ちゅわこ達は中ば案内してもらって、色々お話伺えだばって、
来訪者全員さやってはいないど思うはんで、その旨ご理解下さいm(_ _)m
今回は、青森市新城さある、照法寺さんです~☆
こごの照法寺、小高い山の頂上さあるお寺だんず。
元は「新城」というお城があった場所でったという話です~。
実は写真、龍神堂(龍王堂)ば撮った3枚しかねんず。
車一台が通れる位の曲がりくねった砂利道ば登り切った頂上さ、
お寺ど駐車場、白い観音像や地蔵様、鐘、お墓だのがあって、
写真の龍神堂は坂の途中(頂上がらわんつか下がったどごというか…)さあるんず。
外の地蔵様だの観音様だの撮る機会あったんだばってなぜか(^-^;
ちなみに建物内の仏様とがの撮影は、住職さんさ聞いだっきゃNGだったはんで、
今回は文章だげ…気向いだら、挿絵っこ描いで載せる予定です(^▽^;)
これは去年(2021年)の春、初めでお参りさ行った時に撮ったのです。
まんだ雪残ってで、住職夫妻がお寺までの砂利の坂道の整備されでました。
龍神堂の中さある龍神様の石像(なぜが頭だげ汗)
仏教ではホントは龍王さなるんでねがどは思うんだばって、
住職さんも「龍神」ってしゃべってだはんで、便宜上、龍神で行ぎます(^-^;
同じぐ去年(2021年)の夏にお参りした時のものです~。
草がたんげ伸びで、夏らしい絵っこさなってます。
龍神堂さはお賽銭ば入れるポール?が付ぎました。
して、今回が3回目のお参りでした~。
前の2回と同様に、妹ど一緒に境内の観音像や地蔵様ばお参りして、
龍神堂の龍神ばなでなでして帰るつもりでったんだばって…
車ば下りで、うろうろしてったっきゃ、中がら住職さんが出できたはんで、
ってしゃべったっきゃ、
ってしゃべってけだはんで、妹ど一緒に中さ入ったんず。
本堂さ通されで、妹どお線香あげで拝んでで、
ふと脇ば見らさったっきゃ、使用済み?のお札ば入れる箱があったんで、
奥さんさそれば指さして、
って聞いだっきゃ、
との事。
奥さんどそういう話してだっきゃ、住職さん来て、
って喋ってけだはんで、妹ど内陣(本堂の奥の御本尊いる所)さ上がって、
住職さんの解説聞きながら、御本尊はじめたくさんの仏様ば見だんず。
うぢの御本尊は観音様だんだ。
なんで観音様がって言うと、これが不思議だ話なんだばっての。
住職さんは、照法寺が出来だ由来ば話し始めだ。
とりあえず場所ば探して来るじゃ。
もうわんか先だべが?
本堂奥の右側さ、先代の住職さんの遺影が(メガネかげでだ気する)
隣さは先代住職さんの奥さんの遺影が(なぜが住職さんの4倍ぐらいの大きさでった)
天井いっぱいに描かれだ龍神の水墨画
そして住職さん、本堂の内陣さいっぱい祀ってある仏様の説明ば始めだんず。
隣さある、黒い観音様が私が建てだ御本尊だ。
本堂奥さは、たくさんの仏様さ並んで、倶利伽羅剣(龍が巻き付いで炎さ包まれだ剣)があった。
(下の画像はイメージです)
最後の日に旅人が『お礼に絵を描かせて下さい』と言った。
してもお寺さは絵描ぐ道具だの置いでね~はんでの。
そう喋って住職さんが天井ば指さしたんず。
指差した先には…天井ば覆い尽くすみてにでっけ~龍の絵があったんず( ̄口 ̄;)
年数が経って、板が良い感じに茶色ぐ色づいでらせいなんだがもわがんねばって、
墨だげで描かれだとは思えない色合いど濃淡で、
龍神が今にも飛び出して来そうだ迫力でった。
こういうのある寺はうぢぐれでねがな?
こんな凄げ~のは初めで見ました!
うわ~!写真撮りて~!
「うぢさも龍神いるはんで、龍神の企画やってみるが」
って始まったのが『津軽龍神霊場』って企画だ。
せっかぐだはんで、お寺だげでねぐ神社さも声かげるべし!
ってなって、神社さも声かげで、何社が集まった。
今日、うぢの息子(副住職)がそれの会議あって行ってらけど、
今度、大鰐町の専稱院(せんしょういん)ってお寺が参加する事さなったんだど。
※興味ある方はお寺さ見に行ってけろ(;^ω^)
御本尊様はじめ仏様の前さは、干支別の守護本尊が並んでったんず。
(八体仏、八尊仏ともいう)
・子年:千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)
・丑年・寅年:虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)
・卯年:文殊菩薩(もんじゅぼさつ)
・午年:勢至菩薩(せいしぼさつ)
・未年・申年:大日如来(だいにちにょらい)
・酉年:不動明王(ふどうみょうおう)
・戌年・亥年:阿弥陀如来(あみだにょらい)
例えば子年の守護本尊は千手観音って感じで、自分の干支の仏様がわがります(*´ω`)
「私の仏様のは干支一つしかない!」
って喋る人いるんだけど(笑)
干支が一つだけのもあれば、
二つ掛け持ちしてるのもあるのさ。
それがら住職さん、内陣の右隣りの小せ部屋っこさ案内してけだんず。
文章だら表現が難しいんだばって…
形的には、錦織(テニス選手でねくて織物の方です汗)で出来だ、
“てるてる坊主”みてだ感じ。
(錦織も含めだ長さは50cm~1m弱?中さは、桑の木の棒入ってるとか)
おしらさま、簡単に言えば、守り神です(*’ω’*)
津軽では一部のお寺や旧家に祀ってあるんだばって、
今はながなが見る事がでぎないレアな神様だがも?
(もしかへば県立郷土館あだりさ展示されでらがも?わがんねばって…)
こういう冠つけでらおしらさまは、ながなが居ねのさ(^_^)
と返事はしたものの…どごで言われだのが分がんねんだばって、
ちゅわこは「おしらさまは怖い」と言われで育ったんで若干ビビってだ(^-^;
(多分だけど、津軽でそう言われで育った人多いはず冷汗)
慈母観音
住職さんはさらに奥の部屋ば案内してけだんず。
部屋の真ん中には木彫りのでっけ~座像があったんず。
どんな表情さ見える?
厳しい・悲しい表情って喋る人も居るのさ。
その人の境遇によって違って見える。
私が塗装ば塗り直す気なって、古い塗装ば剥がしたんだばって、
剥がした傷だらけの状態ば見だ時に、
「傷だらけさなっても子供ば守るお母さん」さ見えできて、
かえってこの状態の方が良いんでねがって思ってこうしてらのさ。
お参りさ来て、この像ば見で、
我が子ば思い出して泣ぐお母さんもいるんだ。
座像の周りにはたくさんの水子の地蔵様やら仏様やら遺影やら…
部屋の隅の方が納骨スペースさなってだ。
遺骨預げでおげば、うぢのお寺が続ぐ限り供養します!
ってやづな。
だはんで遺影だのあるんだなぁ。
これがらは墓じまいとが増えるはんで、永代供養希望の人増えるべなぁ。
なぜが観音様がいっぱい集まってくる(笑)
して、この部屋も観音様だらけだし、いろんな仏様が集まってる。
仏様だげでねくて、マリア像もある。
マリア様はキリストの母と言われでらけども、
実は観音様だって説があるんだ。
住職さんが慈母観音像の後ろば指さしたんず。
指さした先には、白い小さなマリア像があった。
仏教どキリスト教って対立的だイメージだばって、そったごとねんだなぁ。。
護摩行ど火渡り
再び住職さんど本堂さ移動。
本堂の片隅さある机さ、折り畳んだ扇子大の木が並べであった。
この木は護摩木と言って、願い事ど名前ば書いでもらって、
これを(私達が)焚いで祈願するんだ。
※じぇんこで釣られだわげでねよ(^▽^;)
これさあんたどお母さんの名前書いで。
本堂脇の廊下さは、火渡りの写真のパネルが飾られでだんず。
水の入ったでっけ~お釜の下で火焚いで、お釜の上さ修行僧が乗って祈願してだ。
うぢの息子が参加したんだ。
そういえば久渡寺のインスタで見だなそれ…
一通り見学して、へばこれで帰るがなって思ったっきゃ…
お~い(母さん)、お茶持って来てけろ~!
って言われで、応接間さ通されだ。
あの~その~…いいんだべが?(若干うろたえる)
応接間の窓がらは陸奥湾が一望でぎました。
お寺が山の上さあるんで、天気の良い時は、北東に夏泊半島、南西に岩木山が一望でぎるそう(´艸`*)
応接間の奥の「床の間」さは、額さ入った菊の御紋があったんず。
そっから応接間ではちょっとした雑談こさなった。
色々話したんだばって…覚えでらのだげ(^▽^;)
人さ言えない悩みのひとつふたつあるもんだ。
お寺では悩み相談もやってだらしい。
人さ言えない悩み…確かにちゅわこさもあるな…
今は…なんだべ?(とっさに思いつがねした汗)
それでも、こごの龍神様さお参りするようになってがら、
全然まいねしたのが、なんぼが良ぐなってきたんですよ!
『私はこういう商売をしています』
って発信しなさい。
名刺作らなねばな…って思ってだんだばって、ネット上で大体完結する仕だもんで、
必要性ば感じでねくて作らねまま現在に至るんだぇな(;・∀・)
したばって、住職さんさ言われで、世間では名刺って大事なんだなぁと…
お寺さは、地元の企業の社長さんはもとより、県外の企業の社長・重役クラスの方も訪ねられるそうで、
住職さんは地鎮祭や商売繁盛のためのアドバイスばされてるんだそうです。
そういえば応接間のちゅわこ達座ってだ後ろの壁さ、カレンダー何枚も貼ってったなぁ。
中にはちゅわこが以前訪問したごとあった企業もありました。
住職さんのアドバイスで、商売繁盛してらって事なんだべなぁ(*’ω’*)
地鎮祭では、(浄化のため)
建物の敷地の四隅と中央の5箇所さ玉ば置いで、
金と銀の玉を使って祈祷する。
これは「陰陽師の術」を使っている。
ん~結構何でもアリなんだなぁ(^-^;
が…その時はドラゴンボール?しか思いつかねがったちゅわこw
ちなみにお寺では、霊障(青森で言うところの狐憑きとが)のお祓いだのもやってるんだそうです。
最後に、ちゅわこど妹さ、お寺の鐘ば突かせでくれました。
地の底から響ぎ渡るようだ荘厳だ音色で、突いてびっくり(^▽^;)
ちなみに他のお寺さんは時間になると、ロボットアームで突いだりしてるようですが、
こちらでは住職(か副住職)自ら突いでらとの事。
照法寺、アクセスはこちら
真言宗 城山観音 照法寺(しょうじょうじ)
青森県青森市新城平岡72
MAP
ホントに山の上さあるはんで、歩ぎで昇るのはキツいど思います(^-^;
あど、冬は雪ずっぱど降るはんで、それごそ四駆でも埋まる可能性あります。
(冬期間はお寺で除雪車で除雪してらとの事ですが、念のため電話入れでがら上った方がいいかと)
お寺って、葬儀法要ば行う場所で、お坊さんもどことなぐ事務的だイメージでったばって…
今回、照法寺ば訪ねで、住職さんどお話さへでもらって、
法要・永代供養がら、よろず相談、お祓いに至るまで…
それごそ村の相談の場的だ、心の通ったお付き合いば大切にするお寺だなぁって思いました。
てが、これが本来のお寺の在り方なのがもしれない。。